さて取材記は伊勢編。
鎌倉や江の島には最東対地さんをはじめ友人たちが同道してくれましたが、
こちらでは上の妹夫婦が付き合ってくれました。実にありがたいことです。
わしが国さは お伊勢が遠い(そこまででもない)
まずはこちら。伊勢の猿田彦神社です。
旅の神様でありますが、他にも色々ご利益があり、道を切り拓く
作中に登場するのは神田ですが、そちらの写真はなく……なんてこったい。
元々はサタヒコと呼ばれ、サは神稲でタは田んぼだった……という説もあったりするので神田を重要な場面に配したのですが、肝心の写真がないという。とほほ。
鳥居の前にめっちゃ木が張りだしていてうまく取れませんでした。残念。
拝殿。扁額には「猿田彦大神」とあります。大神の名前がつく神様って意外と少なく、国つ神では更に珍しいそうな。
他にもサルタヒコはぴかぴか光っていることから元来太陽神であったことを示唆されたり、アマテラスと密かな契約を結んでいたという話があったり(「古語拾遺」)面白い話が沢山あります。
そもそも古事記・日本書紀において外見が子細に描写される神様っていうのがレアなんだそう。考えてみるとその通りで、興味深いものです。
こちらはアメノウズメを祀る佐瑠女神社。女性やいかにも芸能関係者という人の参拝が多く見られました。
本文では具体的に名前を出しませんでしたが、のぼりを寄進していたのは新海誠や三木道三、湘南乃風の誰か、南海キャンディーズ山ちゃんなど有名どころがいっぱいでした。
中でも参拝客の注目を集めていたのが三木道三で(改名してるみたいですがのぼりは三木道三名義でした)、気づいた誰かが「うわ! 三木道三がいる!」と言っては周囲の人が「え? 三木道三!?」ってざわめくのが繰り返されててちょっと笑ってしまいました。でもなっちゃいますよね。
三木道三……もう20年前なので懐メロですね。ちなみにあの曲のタイトルは一生一緒にいてくれやではありません(でも思い出せなくて一生一緒にいてくれやと言ってしまう)。
次の目的地へ移動の途中にぱしゃり。宝永四年は1707年。調べてみると日本史上最大級の宝栄地震(M8.4~9.3)と富士山大噴火があった年だそう。えらいタイミングですね……。
赤福好きって人、意外と多くてびっくりします。我々にするとややベタな印象ですが(新幹線の駅とかに山積みされてますし)、でも美味しいですもんね~。
外宮にはいけませんでした
次の目的地はこちら! 伊勢神宮の内宮です。
実際に作中に伊勢神宮が登場することはありませんが、ここに祀られている神様がゲスト参加しますし、猿田彦神社からも近くなので行ってみようということになりました。
こんな感じでデカいです。