ブログをまた書いていくよ

ブログを本格的に再開していこうと思います。割と前から計画していました。



Twitterは内向きになっていく? という話

一番利用しているSNSはTwitterなのですが、最近大幅な仕様変更が相次いでいます。


たとえば、自分のツイートへリプライできる相手を制限できる機能。

あるいは、ツイートが見える相手を限定することができるサークル機能。

あるいは、特定のアカウントだけで集まれるコミュニティ。

あるいは、やり取りのあるアカウントのみタイムラインに表示されるという仕様変更。

ガンガン拡散していくのを狙ったスタイルから、よりクローズドな、「身内」を作っていく方向性に舵を切った感じがありますね。

 

もしかしたら、TikTokやInstagramのように視覚的、ビジュアル的に訴える形での拡散力には140字では敵わないと見て、

Facebookよりは緩い形でのコミュニティ形成に路線変更……みたいな感じでしょうか? 思いつきですが。

でもYoutubeも短い動画みたいなもの(Youtubeショートでしたっけ)を用意したわけで、あながち間違いでもない気がします。

 

などと考えて、拡散する以外の何かを模索すべくブログを再開することにしました。

という記事をアップした途端ブログがバグっているという指摘を頂戴したのですが、






 

その際にこういう見解を聞かせて頂きました。 

な、なるほど……。えらいこっちゃ……再開する意義がその土台から揺らいでしまう……。タイムライン問題も、しれっと修正される可能性もありますもんね。

まあご覧の通り、そもそもブログのバグり方がヤバイですが。SNSの趨勢を憂える前に、まず記事の文章がはみ出さないようにするところから始めないといけない。
 


ポストTwitterを見据える尼野ゆたか(ぶち上げすぎ


というわけで、すべては取り越し苦労に終わるかもしれないわけですが、それでもやはりブログは再開しようと思います。
何しろSNSの使い方は、遠くの誰かに拡散することだけではありません。興味を持って下さった方に、なにがしか見て頂くという形もあるはずです。

 


文学フリマで読者の方とお会いし、直接お話することができました。読者を大事にする作家様の姿を、間近で拝見しました。

いくつも書店様を回り、書店員様のお仕事に対する気持ちを伺いました。

作家という存在がどういう風に支えられているのか、改めて振り返ることができました。

 

その素晴らしい経験から、まずは応援してくださる方々に応えるところから始めるべきでは? ということに気づいたのです。

 

 
そこで改めて使おうかなと思ったのがブログ。興味を持って下さった方に、SNSの外部拡張のような形で、何がしかの尼野ゆたかを提供できればということですね。
沢山いないからこそ、わざわざ見て下さる方はもてなそう! という狙いです。

わざわざログを遡ってくださったり、取材日誌を追いかけてくださったりと、書いたものを大事に読んで頂くということもあります。それに耐えうる何かを積み上げるということも、取り組みたいものです。

勿論不要な内容をこちらが提供することもありますが(むしろすげー多いと思われます。ははは)、そこは取捨選択して頂ければいいわけですし。タイムラインを埋めることはないわけで。

 


発信した情報を集積する場としてのブログ(だからぶち上げすぎ


ブログを本格的に再開しようと思った理由は他にもいくつかあるのですが、本の感想などに随分あとからいいねを頂戴することがあるというのもその一つです。

現れて消える日々の呟きを受動的に眺めるだけではなく、自分から探しにいく人も少なくないのですね。そういう方にまとめてご覧頂けるものを書いてみよう! というのも一つの動機です。

元より計算してインプレッションを稼ぐとかそういうセンスがあるわけでなし、気楽に興味の波長をあちこちに飛ばしてみようと思います。

 

いっぺんにあれこれ話しても長くなりすぎるので、今日はこの辺りで。今後ともよろしくお願いします。